LINE登録者限定!内定者のリアルな面接対策動画をGET いますぐ受け取る

簿記3級は就活で有利なの?意味ないと言われる理由や活かせる仕事を解説!

簿記3級は就活において評価される資格の一つですが、どれくらいの影響を持つのでしょうか?

この記事では、簿記3級が就活で有利かどうかを徹底解説し、取得する際のメリットや活かせる仕事を紹介します。

この記事を読むのがおすすめな人
  • 簿記3級が就活でどれくらい評価されるか知りたい就活生
  • 簿記資格の取得を迷っている就活生
  • 簿記3級取得のメリットを具体的に知りたい就活生
目次

簿記3級は就活で有利なの?

簿記3級は実際に就活で有利になるのでしょうか?

結論:就活で有利になることはない

簿記3級の資格は、確かに基礎的な知識を証明するものではありますが、多くの企業にとってはあくまで「補足的な資格」として扱われます。

就活においては、特に競争の激しい職種では、簿記3級だけでは他の応募者と差別化するのは難しいのが現実です。

企業によっては、簿記3級を必須にしている場合もありますが、それ以上の資格を持っている応募者には追い抜かれることが多いのが実情です。

そもそも簿記とは?

簿記は、企業や個人の取引を記録し、財務状況を管理するための基本的な方法を学ぶものです。

特に企業の財務部門では、簿記の知識は欠かせません。

ここでは、簿記の基本的な概念と、3級と2級の違いについて解説します。

簿記とは日商簿記のこと

日本で一般的に認知されている簿記の資格は「日商簿記」と呼ばれるもので、日本商工会議所が主催しています。

日商簿記の資格は、企業の財務管理に関わる基本的な知識を提供するもので、広く利用されています。

日商簿記の資格は、3級、2級、1級に分かれており、各級に応じて難易度や学習内容が異なります

簿記は、企業や個人が日々行う取引を正確に記録し、報告書を作成するための手法です。

主に「仕訳」や「勘定科目」といった基本的なルールを学び、企業活動における収益や支出を正確に記録します。

簿記3級はこの基礎的な部分に焦点を当てた資格です。

簿記3級と簿記2級の違い

簿記3級と2級の最大の違いは、その対象となる知識の深さと実務的な応用範囲です。

簿記3級では、主に「現金取引」「売掛金や買掛金の処理」「仕訳」といった基礎的な内容が扱われます。一方、簿記2級では「複式簿記」や「決算書類の作成」といった、より高度で実務に直結する内容が学べます。

簿記2級を取得すると、実際に企業で経理業務を担当できるレベルの知識を有することになりますが、簿記3級はあくまで基礎的な部分にとどまります。

企業の財務部門で即戦力として活躍するためには、簿記2級以上が求められることが多いです。

簿記3級が意味ないと言われる理由

簿記3級が就活であまり評価されない理由は主にいくつかあります。ここでは、その理由を4つ詳しく解説します。

差別化が難しいから

簿記3級は、現在では多くの就活生が取得している資格の一つです。

そのため、就活でこの資格を持っていることだけでは、他の応募者と差別化するのは難しいという現実があります。

企業は、単に資格を持っているだけの候補者よりも、実務経験やさらに専門的な知識を持っている候補者を評価する傾向が強いです。

専門性が足りないから

簿記3級は基本的な内容に特化しているため、経理や会計の専門職に応募する際には、もっと高度な知識を求められることが多いです。

例えば、簿記2級以上を持っていないと、実務に対応できないと判断されることがあり、そのため、簿記3級だけでは不十分とされることが多いのです。

職種によるから

簿記3級の有無が評価されるかどうかは、応募する職種によっても異なります

例えば、営業職やマーケティング職にはあまり関係ないかもしれませんが、経理や財務関連の職種では基礎的な簿記知識を持っていることが求められる場合があります。

それでも、経理職でも簿記2級以上が求められることが多く、簿記3級では差別化が難しいことが多いです。

実務経験の方が重視されるから

資格を持っていることはもちろん評価されますが、実務経験の有無が最も重視される場合が多いです。

特に簿記の分野では、実際に企業の経理部門で働いた経験があることが評価されるため、簿記3級を持っていても実務経験がない場合、評価されにくいことが多いです。

簿記3級を取得するメリット

簿記3級を取得することには、就活においては直接的なメリットが少ないものの、いくつかの重要なメリットがあります。

基礎的な会計知識があることをアピールできる

簿記3級を取得することで、基礎的な会計や経理の知識があることを企業にアピールすることができます。

例えば、企業が「経理部門で働ける基礎知識を持っているか」を重視する場合、簿記3級はその証明となります。

経理部門では、取引の記録や伝票処理、決算書類の作成など基本的な業務が求められます。

簿記3級を持っていれば、これらの業務を理解し、適切に処理できる基礎力があることを示せるため、就活で有利に働く場合があります。

さらに、経理の基本的な作業を行う企業では、簿記3級程度の知識は業務に即座に活かせるため、入社後の仕事に役立つことが多いです。

特に中小企業やベンチャー企業では、経理のアシスタントやサポート役として簿記3級が重宝されることがあります。

簿記2級へのステップアップに繋がる

簿記3級を取得することは、簿記2級へのステップアップの足掛かりとなります。

簿記2級は、より実務的な内容を含み、企業で経理業務を担当できるレベルの資格です。

簿記3級を取得することで、簿記の基本的な理解ができ、2級を学ぶための基礎知識をしっかりと築くことができます。

簿記2級は、経理や会計の実務を担当する上で非常に重要な資格であり、簿記3級を取得した後、2級に挑戦することでキャリアアップが期待できます。

就活で基礎的なスキルを証明できる

簿記3級は、就活において直接的に大きなアドバンテージにはなりませんが、基礎的な経理知識があることを証明するためには有効です。

ESや履歴書に簿記3級を記載することで、数字に強いことや業務に対する理解力をアピールできます

特に経理や事務職に応募する場合、少なくとも基礎知識を持っていることが伝わるため、記載しておく価値はあります。

簿記3級が活かせる仕事

簿記3級は直接的に求められる仕事は限られますが、いくつかの職種でその知識を活かすことができます。

経理・会計職

経理会計職は、簿記3級が最も活かせる仕事です。

簿記3級では、現金取引や仕訳、帳簿の管理など、経理業務の基本的な部分を学びます。

これにより、日々の取引を正確に記録する能力を証明できます。

経理職では、会社の財務状況を把握するための帳簿整理伝票処理売掛金や買掛金の管理などを担当しますが、簿記3級を持っていれば、これらの業務を迅速かつ正確にこなすための基礎知識を持っていることを示すことができます。

事務職

事務職でも、簿記3級が活かせる場面は多いです。

企業の総務部門や事務職では、予算管理や経費精算、書類の整理といった業務が発生しますが、簿記3級の知識を活用することで、より正確に、効率的に業務をこなすことができます。

例えば、月次で経費の集計を行ったり、支払い伝票の整理や管理を担当したりする際に、簿記3級の基本的な知識が役立ちます。

財務アシスタント

財務部門アシスタント業務でも、簿記3級は活かせます。

財務アシスタントとして、企業の財務データを整理し、報告書を作成する際に、簿記3級の知識があれば、データ入力や数値チェックを効率よく行えます。

財務部門では、予算や収支の計算、決算業務の準備などをサポートするため、簿記3級を取得していると、業務に必要な基本的な知識を持っていることが証明できます。

まとめ

簿記3級は就活において即戦力にはならないことが多いものの、基礎的な会計知識を証明するためには有効な資格です。

特に経理や事務職、財務アシスタントなどで活かすことができ、簿記2級へのステップアップにも繋がります。

就活で強みを持ちたいなら、簿記3級を取得して基礎力を証明し、その後、2級の取得を目指すことをおすすめします。

無料で活用できる就活FITでは、簿記の有無に関わらず、あなたに最適な企業を見つけるサポートをしています。資格だけでなく、あなたの強みや適性を重視して企業を紹介してくれるので、簿記を持っていない人でも安心して就活を進められます。LINEで無料相談もできるので、気軽に登録して自分に合った企業を見つけましょう!

この記事の監修者

新卒で(株)光通信に入社し、数々の新規事業を立ち上げるなど実績を重ね、執行役員に就任。
その後、株式会社インスパイアを創業し、累計1,000人以上の就活生を支援。
「就活FIT」では、年間500社以上(上場企業を含む)の企業情報を提供し、最短7日での内定獲得をサポートしている。

目次