ベンチャーは負け組って本当？ベンチャーに入って後悔した話を知恵袋から紹介！

2025.02.15

就活を進める中で、「ベンチャー企業に入りたい」「でも、ベンチャー企業はリスクが高い？」と感じている人も多いのではないでしょうか。

特にベンチャー企業が「負け組」だと言われる理由や、入って後悔したケースが気になる人もいるはず。

今回は、ベンチャー企業が負け組と言われる理由やベンチャー企業の特徴、実際に入って後悔した人々のエピソードを紹介します。

この記事を読むのがおすすめな人

ベンチャー企業に興味があるけれど、入社後のリスクが心配な人

ベンチャー企業に入って後悔した事例を知りたい人

そもそもベンチャー企業とは？

そもそもベンチャー企業についてよく知らないという就活生のために、まずはその基本的な特徴を理解しておきましょう。

ベンチャー企業の基本情報

ベンチャー企業とは、革新的な事業アイデアを持ち、急成長を目指す企業のことです。

一般的に設立からまだ日が浅く、事業規模が小さい企業が多いですが、大手企業と異なり、成長過程における柔軟性やスピード感が魅力とされています。

市場に新たな価値を提供するため、リスクを取って挑戦する姿勢が特徴的です。

大手や中小企業との違い

ベンチャー企業と大手企業、中小企業との大きな違いは、主に「事業の規模」と「企業文化」にあります。

大手企業は安定したビジネスモデルを持ち、福利厚生や教育体制も整っている場合が多いです。

対して、ベンチャー企業は、規模が小さいため、意思決定が早く、社員一人ひとりに多くの責任が求められる環境が特徴です。

また、中小企業とは異なり、急成長を目指しているため、事業のスピード感やチャンスの多さが魅力です。

就活生から人気なベンチャー企業

以下の５つのベンチャー企業は、独自の事業展開や新しい挑戦をする企業が多いため、就活生の中でも特に人気があります。

成長性を重視している学生や、早い段階でのキャリアアップを目指す学生にとっては魅力的な選択肢です。

また、大手企業では経験できないような幅広い業務に携わることができるため、多様なスキルを身につけたい人には適しています。

1. メルカリ (Mercari)

メルカリは、フリマアプリを提供する企業で、日本国内にとどまらず海外展開も進めています。

革新的な技術とユーザー中心のサービスが魅力で、特に若年層に支持されています。

急成長を遂げている企業で、働きがいのある職場としても注目を集めています。

2. SmartHR

SmartHRは、クラウド型の人事労務管理ソフトを提供する企業です。

働き方改革を進める中で、企業の人事業務を効率化するサービスを提供しており、業界に革命を起こしていると評価されています。

社会貢献の側面でも評価され、就活生からも非常に人気があります。

3. Wantedly

Wantedlyは、企業と求職者を「共感」でつなぐ求人プラットフォームを提供する企業です。

従来の採用手法とは異なり、企業文化やビジョンに共感した人材を採用することを重視しています。

ユニークな企業文化が魅力で、フラットで自由な働き方ができることから人気があります。

4. ユニファ (unifa)

ユニファは、保育業界向けのクラウドサービス「スマート保育」を提供している企業です。

保育士の業務を効率化し、保育環境をより良くするためにテクノロジーを活用しています。

社会貢献性が高く、安定した成長を見せている企業で、特に社会問題に関心のある就活生から人気があります。

5. ビズリーチ (BizReach)

ビズリーチは、エグゼクティブ層向けの求人・転職プラットフォームを提供する企業です。

高度なスキルを持つ人材に特化したサービスを展開しており、特に成長企業やグローバル企業に強みを持っています。

革新的なビジネスモデルと高い成長性が魅力で、就活生から注目を集めています。

ベンチャー企業が負け組と言われる理由

ベンチャー企業に就職することが「負け組」と言われることがあります。

ここでは、ベンチャー企業に入った場合に直面するかもしれない問題点を掘り下げてみます。

給与面での不安定さ

ベンチャー企業は急成長を目指していますが、その分、経済的には不安定な場合が多く、給与面での不安がつきまとうことがあります。

大手企業のように安定した給与を得ることが難しいことから、「負け組」とされることもあります。

特に業績が悪化した場合、給与の減額やボーナスの支給がないケースもあり、生活面での不安を感じることが多いです。

教育体制・福利厚生の不十分さ

ベンチャー企業は、限られたリソースで急成長を目指しているため、教育体制が整っていない場合があります。

新入社員に対するサポートが手薄であることが多く、個々の裁量に任される場面が増えます。

福利厚生においても、大手企業と比較すると不十分な場合があり、健康保険や年金制度など、将来に対する保障が薄いと感じる人もいます。

働き方の過酷さ

ベンチャー企業は成長のために、社員一人ひとりに高いパフォーマンスを求めます。

そのため、労働時間が長くなりがちで、過酷な働き方が問題視されることもあります。

業績が求められるため、休暇を取ることが難しい、または残業が多いといった働き方が常態化する場合もあります。

将来性の不確実さ

ベンチャー企業はその成長にリスクが伴います。事業が成功するかどうかは予測が難しく、時には一度も収益化できずに倒産する企業もあります。

将来性が不確実な中で働くことに対する不安は、ベンチャー企業に対して抱く一番の懸念材料とも言えるでしょう。

ベンチャー企業に入って後悔した人の知恵袋エピソード

実際にベンチャー企業に入った後で後悔した人々の体験談を紹介します。

これらのエピソードは、就職活動を行っているあなたにとって、重要な参考になるはずです。

長時間の残業で後悔した人

ベンチャー企業で働いていた時は、土日休みですが、サービス残業で土日も働いていました。
年齢や入社歴に関わらず、実力で評価される世界です。優秀で体力がないと潰れます。
特に若手のうちは余程優秀じゃないと、業務量が多くて平日だけでは捌けないと思います。
私が入ったベンチャーは月100時間近く残業しており、思考力が衰え、結果をうまく出せませんでした。

出典：知恵袋

このエピソードからわかるのは、ベンチャー企業ではとにかく「成果」が求められ、長時間働かざるを得ない環境があるという点です。

特に初期の段階では、経験もスキルも不足している若手社員に過度な仕事が集中しがちです。

そうした中で、心身の負担が大きくなる可能性が高いため、入社前にワークライフバランスについてしっかり確認することが重要です。

福利厚生が不十分だった人

経験則の話になるので参考になれば。
・残業時間が半端ない。（月平均80時間越えはザラ）
・腰を据えて成功しないと給料低い。
・休みがとりづらい。
給料もびっくりするような金額ではないですが、ベンチャー企業で月残業80時間やっていた時と、今の会社で月残業15時間の給料がほとんど同じです。

出典：知恵袋

このエピソードでは、給与や福利厚生が期待外れだったという不満が強調されています。

特に、月に80時間もの残業をしても給料がそれに見合わない場合、長期的に見て生活の安定性に問題が生じます。

また、休暇が取れないことや、リフレッシュできない環境は、精神的な疲弊を引き起こす原因となります。

ベンチャー企業での働き方は、企業の成長を追い求める反面、社員の生活を犠牲にすることも少なくないという現実を踏まえた上で、実際の労働環境を慎重に調べることが後悔しないために重要です。